日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

復活した主の命令・2

2017.04.30 週報 No17-18

今週のみことば

そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。]
マルコ16章20節<新改訳>

光陰矢の如し!あっという間に明日から5月になります。
5月14日(日)は例年のごとく教会総会の予定です。

教会の屋根が大分くすんで塗り替えが必要になっています。今年は何とか塗り替えたいと思っています。予算は計上してありますが、どうぞ、お祈りください。

追悼・羽鳥明先生

羽鳥明先生が、4月10日96歳で召され、17日千葉県市川市にて葬儀が行われた。羽鳥明先生は、M・Aバーネット先生の秘蔵っ子?であった。バーネット先生が戦後の福音伝道教団の聖書学院を委託するために1950年アメリカの神学校に留学させて、その翌年、バーネット先生は天に召された。1954年アメリカから帰国した時、羽鳥先生は前橋市にあったバーネット館(宣教師館)のバーネット先生のお部屋に住まわれた。

当時私もバーネット館に家族で住み込んで働いていたので、数ヶ月同じ宣教師館で30代前半の羽鳥先生と過ごした。

当時の旅行は船だったので、横浜港にたくさんの放送用の器具が米国から運ばれた。運転手をしていた私は羽鳥先生と一緒に受け取りに行った。高速などない時代なので、何時間もかかって前橋から横浜まで若き羽鳥先生とお話をする時が持てた。

弟さんの純二さんは東大出の秀才、当時は共産党に傾倒し赤旗新聞の編集等をしていたそうだが、私が会った時は辞めていたようである。

その弟さんの救いをひたすら求めていた先生は、(純二が救われるように……)とよく口にしておられた。

当時、弟さんを心配してお母様が純二さんと一緒に住まわれていた。横浜港で落ち合い、弟さんと3人で食事をした。

たくさんの荷物を持ち帰ったバーネット館で当時は珍しい(私にとっては初めての)大きな録音機を羽鳥先生と一緒に荷ほどきをし、早速テストすることになった。私に聖書を読ませ、録音したものを聞かせてくれた。生まれて初めて聞く自分の声に、照れながら、興味津々であった。(バーネット先生のお部屋が羽鳥先生の部屋であった)

そして、アメリカでは、何時でも何処でも、24時間ラジオで福音が聴ける話をして下さり、これからの日本は、電波を使った放送伝道が必要であることを熱い思いで語って下さった。

留学中に庭師をした話、在留日本人のための福音放送をした話、横浜港から運んだたくさんの放送用器具は日本の宣教の為にと献品していただいた話等々、荷物の整理をしながら、話は尽きなかった。

テレビなどなかった時代、ラジオでの福音放送は画期的な時代であった。それがやがて暗き「世のひかり」として放送伝道が進められていったのである。

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
伝道者の書3章11節<新改訳>

礼拝への招き

彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。 わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。
詩篇91章15節<新改訳>

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>



11 ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、それを信じようとはしなかった。
12 その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへ歩いていたおりに、イエスは別の姿でご自分を現わされた。
13 そこでこのふたりも、残りの人たちのところへ行ってこれを知らせたが、彼らはふたりの話も信じなかった。
14 しかしそれから後になって、イエスは、その十一人が食卓に着いているところに現われて、彼らの不信仰とかたくなな心をお責めになった。それは、彼らが、よみがえられたイエスを見た人たちの言うところを信じなかったからである。
15 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
16 信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
17 信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、
18 蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
19 主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。
20 そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。]
別の追加文
[さて、女たちは、命じられたすべてのことを、ペテロとその仲間の人々にさっそく知らせた。その後、イエスご自身、彼らによって、きよく、朽ちることのない、永遠の救いのおとずれを、東の果てから、西の果てまで送り届けられた。]
マルコ16章11-20節<新改訳>