日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

一人が救われるために

2017.08.06 週報 No17-32

今週のみことば

ところが、主の使いがピリポに向かってこう言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」(このガザは今、荒れ果てている。)
使徒8章26節<新改訳>

8月第一礼拝、聖餐式を行います。
教会屋根の塗装工事は、8月中旬から始まる予定になりました。すべての必要が満たされますようにお祈りください。
夏本番、互いに健康に留意され、礼拝をお守りください。

一人の救いのために

何千人・何万人という人がクリスチャンになった目覚ましい初代教会の働きを使徒の働きは伝えておりますが、今日の聖書は一人のエチオピア人の救いのために、ピリポが派遣されました。
その個人伝道の様子を礼拝で学びます。

はじめに……

大きい教会・小さい教会・いろいろな教会があります。
たくさんの人が集まることはとても幸いなことです。
でも、数だけにこだわって教会形成をすることは、大事なことを見落とす危険があります。

ひとりの霊魂の尊さを聖書はいつでも追求しているようです。

ピリポに対する主の命令……26節

リバイバルが起こったサマリヤから離れて
荒れ果てた地、ガザに行け!
え?なんで?……と思いますね。

主の御声に従順なピリポ……そこで彼は立って出かけた

そのガザに何があるのか?何をするのか?不明だが、「主の用なり」と信じたピリポの従順な信仰があった。

主の救いを求めていたエチオピアの高官との出会い

この高官はエチオピアの女王カンダケの財産を管理している高官(現在の大蔵大臣)であった。

礼拝のためにエルサレムに上り、帰り道であった。

馬車の中で旧約の福音書とも呼ばれるイザヤ書53章を読んでいたが、理解できないで困っていた。

そこに近寄ったピリポは「理解できますか?」と質問した。

エチオピアの高官の救い……8章36-38節

十字架の主イエスによる救いの確信、そして洗礼。

その後の彼の活躍は記されていないが、おそらくエチオピアに福音が入り、救われた人々が起こされたであろう。

あなたを必要としている人がいます。
あなたでなければ手の届かない人がいます。

イエス様はあなたを用いたいのです。アーメン。

礼拝への招き

主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。
主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。
あなたの御手のわざを捨てないでください。
詩篇138章8節<新改訳>

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>



25 このようにして、使徒たちはおごそかにあかしをし、また主のことばを語って後、エルサレムへの帰途につき、サマリヤ人の多くの村でも福音を宣べ伝えた。
26 ところが、主の使いがピリポに向かってこう言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」(このガザは今、荒れ果てている。)
27 そこで、彼は立って出かけた。すると、そこに、エチオピヤ人の女王カンダケの高官で、女王の財産全部を管理していた宦官のエチオピヤ人がいた。彼は礼拝のためエルサレムに上り、
28 いま帰る途中であった。彼は馬車に乗って、預言者イザヤの書を読んでいた。
29 御霊がピリポに「近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい。」と言われた。
30 そこでピリポが走って行くと、預言者イザヤの書を読んでいるのが聞こえたので、「あなたは、読んでいることが、わかりますか。」と言った。
31 すると、その人は、「導く人がなければ、どうしてわかりましょう。」と言った。そして馬車に乗っていっしょにすわるように、ピリポに頼んだ。
32 彼が読んでいた聖書の個所には、こう書いてあった。 「ほふり場に連れて行かれる羊のように、 また、黙々として 毛を刈る者の前に立つ小羊のように、 彼は口を開かなかった。
33 彼は、卑しめられ、そのさばきも取り上げられた。 彼の時代のことを、だれが話すことができようか。 彼のいのちは地上から取り去られたのである。」
34 宦官はピリポに向かって言った。「預言者はだれについて、こう言っているのですか。どうか教えてください。自分についてですか。それとも、だれかほかの人についてですか。」
35 ピリポは口を開き、この聖句から始めて、イエスのことを彼に宣べ伝えた。
36 道を進んで行くうちに、水のある所に来たので、宦官は言った。「ご覧なさい。水があります。私がバプテスマを受けるのに、何かさしつかえがあるでしょうか。」
37
38 そして馬車を止めさせ、ピリポも宦官も水の中へ降りて行き、ピリポは宦官にバプテスマを授けた。
39 水から上がって来たとき、主の霊がピリポを連れ去られたので、宦官はそれから後彼を見なかったが、喜びながら帰って行った。
40 それからピリポはアゾトに現われ、すべての町々を通って福音を宣べ伝え、カイザリヤに行った。
使徒8章25-40節<新改訳>


1 私たちの聞いたことを、だれが信じたか。主の御腕は、だれに現れたのか。
2 彼は主の前に若枝のように芽ばえ、砂漠の地から出る根のように育った。彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。
3 彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。
4 まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。
5 しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。
6 私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分かってな道に向かって行った。しかし、主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた。
7 彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれていく羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。
8 しいたげと、さばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことだろう。彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれたことを。
9 彼の墓は悪者どもとともに設けられ、彼は富む者とともに葬られた。彼は暴虐を行わず、その口に欺きはなかったが。
10 しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。
11 彼は、自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て、満足する。わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼がになう。
12 それゆえ、わたしは、多くの人々を彼に分け与え、彼は強者たちを分捕り物としてわかちとる。彼が自分のいのちを死に明け渡し、そむいた人たちとともに数えられたからである。彼は多くの人の罪を負い、そむいた人たちのためにとりなしをする。
イザヤ53章1-12節<新改訳>