日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

万民の救い主

2017.09.03 週報 No17-36

今週のみことば

神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
使徒10章36節<新改訳>

9月第一礼拝、聖餐式を行います。

屋根の塗装工事が終わり、綺麗な赤い屋根になりました。
すべての必要が満たされますように、お祈りください。
9月17日は献堂15周年記念礼拝の予定です。

病める方々や礼拝をしばらく休んでいる方々のために、続いて、お祈りしましょう。

すべての人の救い主イエス様

イエス様はすべての人の救い主……ということは、現代の人には当たり前のこと、と思われますが、初代教会の時代は、異邦人にまで救いの福音が届くことは考えられないことでした。

異邦人と神の選民と呼ばれたユダヤ人との間には、お互いに大きな偏見がありました。

偏見、というものは、実はいつの時代にも、どこの国にでもあるものです。男女の差別、肌の色の差別、貧富の差別、等々。

万民の救いの道を切り開くためにイエス様が目にとめた人物

コルネリオ、というイタリア隊の百人隊長。
1・熱心に神を求め、敬虔な人でした。
2・家族そろって神を崇めていた人でした。
3・心の広い寛大な人でした。(ユダヤ人にまで施しをした)
4・祈りの人であった。
※ある節には、ローマの奴隷から兵士になり隊長になった?人。

コルネリオの救いのために神が備えた人ペテロ

迫害者パウロのために神はステパノ・アナニヤ・バルナバを備えたイエス様は、異邦人伝道の門戸を開くために、ペテロを備えた。

「主よ、それはできません」

主よ……とお呼びするお方に、それはできません、と言ってはなりません。
自分には理解できなくても、イエス様あなたは私の主なるお方です。あなたのおっしゃる通りにいたします、と答えるはずです。
11 見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。
12 その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
13 そして、彼に、「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」という声が聞こえた。
14 しかしペテロは言った。「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」
使徒10章11-14節<新改訳>

異邦人伝道についてペテロの確信

34 そこでペテロは、口を開いてこう言った。 「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
35 どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
36 神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
使徒10章34-36節<新改訳>
異邦人中の異邦人であった日本の私たちにまで、福音が届きました。すべての人の救い主イエス様を信じます。

礼拝への招き

起きよ。光を放て。 あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。
イザヤ60章1節<新改訳>

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>



1 さて、カイザリヤにコルネリオという人がいて、イタリヤ隊という部隊の百人隊長であった。
2 彼は敬虔な人で、全家族とともに神を恐れかしこみ、ユダヤの人々に多くの施しをなし、いつも神に祈りをしていたが、
3 ある日の午後三時ごろ、幻の中で、はっきりと神の御使いを見た。御使いは彼のところに来て、「コルネリオ。」と呼んだ。
4 彼は、御使いを見つめていると、恐ろしくなって、「主よ。何でしょうか。」と答えた。すると御使いはこう言った。「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。
5 さあ今、ヨッパに人をやって、シモンという人を招きなさい。彼の名はペテロとも呼ばれています。
6 この人は皮なめしのシモンという人の家に泊まっていますが、その家は海べにあります。」
7 御使いが彼にこう語って立ち去ると、コルネリオはそのしもべたちの中のふたりと、側近の部下の中の敬虔な兵士ひとりとを呼び寄せ、
8 全部のことを説明してから、彼らをヨッパへ遣わした。
9 その翌日、この人たちが旅を続けて、町の近くまで来たころ、ペテロは祈りをするために屋上に上った。昼の十二時ごろであった。
10 すると彼は非常に空腹を覚え、食事をしたくなった。ところが、食事の用意がされている間に、彼はうっとりと夢ごこちになった。
11 見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。
12 その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
13 そして、彼に、「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」という声が聞こえた。
14 しかしペテロは言った。「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」
15 すると、再び声があって、彼にこう言った。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
16 こんなことが三回あって後、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。
17 ペテロが、いま見た幻はいったいどういうことだろう、と思い惑っていると、ちょうどそのとき、コルネリオから遣わされた人たちが、シモンの家をたずね当てて、その門口に立っていた。
18 そして、声をかけて、ペテロと呼ばれるシモンという人がここに泊まっているだろうかと尋ねていた。
19 ペテロが幻について思い巡らしているとき、御霊が彼にこう言われた。「見なさい。三人の人があなたをたずねて来ています。
20 さあ、下に降りて行って、ためらわずに、彼らといっしょに行きなさい。彼らを遣わしたのはわたしです。」
使徒10章1-20節<新改訳>