生きることはキリスト

2019.1.13 週報 No.2019-3

今週のみことば

ただ一つ。キリストの福音にふさわしく生活しなさい。
ピリピ1章27節

万事有益

ピリピ教会はパウロの困難な中になされた宣教活動によって建てられた教会でした。
先週の礼拝で話しましたように、祈りの中に示されて「マケドニヤに渡ってきて助けてくれ」との声に従い、パウロは,その地方第一の町ピリピに伝道を始めました。
高級衣料品の婦人社長ルデヤが入信し、占いの悪霊に取り憑かれていた少女が救われ、その結果、牢獄に閉じ込められましたが、「主イエスを信じなさい.そうすればあなたもあなたの家族も救われます。」という有名な言葉が指された牢獄の看守一家が救われました。
ピリピ教会初穂のメンバーでした。
パウロはこの手紙を獄中で書きました。

かつて聖地旅行に行ったときにロマのパウロが閉じ込められた地下牢と言われていた所にいきました。
丸い地下牢でした。
パウロを偲びながら、その土壁に手を置いて皆で祈りました。
誰ともなく、かつてのパウロを偲んで泣き出しました。
涙をいっぱい流しながらお祈りした地下牢をよく想い出します。

今日の礼拝説教要旨・・・・・ピリピ1章12-21節

はじめに・・・このピリピ人への手紙はパウロの獄中書簡です。
パウロはこの手紙を牢獄で書きました。
このことを心に置いてピリピ書を学んでください。

1 福音の前進に役立った・牢獄の経験。1章12節
苦労がなく、心配も無く、楽な生き方を人々は望みますが、
クリスチャンでも時々(私だけどうしてこんなに苦労ばかりしているのだろうか?)と悔やみつつ生きている人もいます。
第二テモ2:9節 にもパウロは信仰の告白をしています。
「私は福音のために、苦しみを受け、犯罪者のようにつながれています。しかし神のことばは、つながれてはいません。」

2 私の身によってキリストが崇められる生き方。1:20
その反対は? その反対の生き方もあるのです。
万事順調な一生を送れる人は、一人もいません。
逆境の時こそ、その人の本音が出てきます。

3 キリストに相応しく生きる
存在しているだけでなく、能動的に生きる
「私にとって生きることはキリストです。」と。

礼拝への招き

私たちが滅びうせなかったのは主の恵みによる。
主のあわれみは尽きないからだ。
それは朝ごとに新しい。あなたの真実は力強い。
哀歌3章22節

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>