わたしの物は、全部あなたの物

2019.04.07 週報 No.2019-15

今週のみことば

父は彼に言った。『おまえはいつも私といっしょにいる。私のものは、全部おまえのものだ。
ルカ15章31節

・さあ、今日も、ルカ福音15章から、礼拝で学びます。じっくりと、味わいながら、学びましょう。
・有名な「放蕩息子」のお話が中心ですが、その前に「失われた羊」「失われた銀貨」「失われた放蕩息子」「失われたお兄さん」と続いてました。とても意味深い、お話です。

今日は、「失われていたお兄さん」の話です
このルカ15章の有名な話は、放蕩息子の弟の話が中心のように見えますが、見落としてはいけません。お兄さんも実は、失われた一人なのです。

・・・今日の礼拝説教・・・ルカ15章25-32節

1)失われた羊・・・愚かな故に失われた。
2)失われた銀貨・・管理すべき持ち主の故に失われた。
3)失われた弟息子・・自分の意思によって出て行った。
4)失われた兄・・自分を義としていた。まちがっているのは弟であり父である。自分は正しい。

1 弟息子の帰宅・・大きな喜びが家中に満ちた。
・父の喜びを、自分の喜びとできない兄。
・私には、子ヤギ一匹もくれない・・・
・財産分与がされていた。兄は弟の二倍の財産を受けていた。

2 父の愛の心が受け取れない兄。
・父の心・・・知らないクリスチャンもいる。
・父なる神様の深い愛の心を、知らないでいるクリスチャン・
・父と一緒に喜べない・他者の喜び、父なる神の喜びをを一緒に喜べないクリスチャンとならないように。

3 「わたしの物は全部おまえのものだ、」
・この聖言で、あるとき、大いに恵みを受けたことがある。
・なんと、すごい宣言なのだろう。
・でも、誇張して言っているのではない。
・あなたのために、私のために「独り子さえ惜しまないで、十字架につけた」父なる神の愛である。
・劇的なこの姿は、私たち一人一人のために待ち続ける愛の父なる神がいる。父のもとに帰ろう。