常時喜悦・不断祈祷・万事感謝

2019.05.26 週報 No.2019-22

今週のみことば

良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちです。
マルコ4章20節

1984年生まれの米田豊牧師は、博学の方でした。
1900年16歳の時に、バークレー・・バックストン師がら受洗、間もなく献身、聖書学校入学。牧師として、神学校の教師として、沢山の聖書注解の作者として活躍されました
私は説教も一度お聞きしたことがありますが、沢山の聖書注解書を残され聖書学者として有名なかたでした。
50年ほど前に、この先生が今市教会に訪れて下さいました。
戦前、宇都宮に伝道していた頃に、歩きでトラクト(キリスト教のパンフレット)を当時教会がなかった今市町まで配布されたそうです。
有名な牧師先生の来訪に、新米牧師は戸惑いながら、応対したことを想い出します。
米田先生はサインを依頼されると必ず、どなたにも、次の言葉を書かれたそうです。

「常時喜悦・不断祈祷・万事感謝」
5:16 いつも喜んでいなさい。
5:17 絶えず祈りなさい。
5:18 すべての事について、感謝しなさい。
第一テサロニケ5章16-18節を漢文で書かれ。
さらに *6人の子供を召され、13年間病妻を看護中に与えられし聖言。と記されました。
そして
「過去を思えば感謝、現在においては平安・将来に対しては信頼あるのみ。」
昭和の戦時中、弾圧を蒙り、入獄したる際、獄中の感とありました。
時代は変わりクリスチャンに対する迫害は無い時代に私たちは生きております。そしてそれが当然になっています。
しかし、いつの時代でも、「試練」はあり、信仰をしっかりと持ちつつ生きるに、困難はあるようです。

今の平安な時代を感謝しつつ、それぞれの置かれている立場でイエス様にお仕えしましょう。