幸いな人生の秘訣

2019.08.11 週報 No.2019-33

今週のみことば

その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。
詩篇1章3節

幸いな人生これは誰でも望む人生です。
幸いでありたい人生も家庭も職場もこれは誰でも望む当然なことです。

さて、今日の詩篇は、誰でも求めている「幸いな人生」について、土台となる約束の言葉です。
何度か、聖地旅行に行きました。日本のように川がほとんどありません。
シナイ半島などは、バスに乗って何時間も川が無く荒れ地赤土と石の連続でした。
そんな中にオアシスがあります。
高くそびえる綠の木々にあうとホッとします。
水路に植えられた木とは、人工的に引いてきた用水路の両脇に植えられた樹木のことです。
文語訳聖書には「樹」と書いてありました。
その用水路のそばにある樹木は、枯れない生き生きとして成長する。
やがて「時が来れば」「実」を結ぶのです。
なんと生き生きとその姿を現している詩でないでしょうか。

~~~今日の説教~~詩篇1篇1-6節

「幸いな人生の秘訣」
エレミヤ書17章5-8節(参考)
詩篇1篇は、私たち一人一人の人生の幸福な人生不幸な人生の分岐点が何処にあるのかを教えている詩です。

1・幸福は二つの道によって得られる。1:1-2
何をしないか?この世に従う道から離れる幸い。
神に従う道に堅くたつ。水路のそばに植えられる。
「もみ殻」のような人生か「実を結ぶ」人生か?

2・時が来ると実がなる。1篇:3節
現状しか見ないで生きている人は、少し生活が良くなり、物事が調子よく行けば自分の手柄にし、それで満足する。
上手くいかないときは、他者の所為にし、こんな事だから神などいないと、神を無視する。
水路のそばに植えられた木は、必ず実を結ぶ時が来るととは、含蓄のある言葉ではないですか。