主は私の嗣業

2019.09.29 週報 No.2019-40

今週のみことば

私はいつも、私の前に主を置いた。
主が私の右におられるので、私はゆるぐことがない。
それゆえ、私の心は喜び、私のたましいは楽しんでいる。私の身もまた安らかに住まおう。
詩篇16章8節

普通なら停年を過ぎて、老後の生活に入るわけですが、幸いに、健康も守られ、主にある兄弟姉妹、皆様方の篤い祈りと御協力を得まして、「村の小さな教会」がスタートしました。
当初は、牧師館の二階で集会を始め、それで十分と思っていましたが、やはり会堂が無いと、冠婚葬祭等に支障が生じると言うので、3年ほど過ぎて、少々冒険と思われましたが、会堂を建築する案が役員会・総会に提案され決議されました。

小さな群れにとっては、正に信仰による決断でした。
金銭的な余裕がないから、土地は(会堂・駐車場)とも借りてまず会堂を建てましょう、と言うことでした。
ところが、土地も・駐車場も、どうしても購入してほしいと言うことになり、小さな教会にとっては、とても大変なことになりましたが、役員会でも総会でも、何とかなるでしょう?と言う事で会堂建設と駐車場の購入が同時に始まりました。

私どもにとっては莫大な予算であり、そのために「会堂建設債券」を出させて頂き、小さな教会の出発は、大きな債券を背負いながら、のスタートでした。

「神様、主管牧師として、この教会の誰よりも私に責任があります。どうぞ、債券を全額返済するまでは、私の健康を守り、この教会で、奉仕させてください。」と真剣に祈りました。

幸いに、多くの兄弟姉妹が、祈り支えてくださり、すべての会堂・土地の教会債をこの6月に全額、返済することができました。途中、現状では、全額返済は25年はかかるのでは、と言うご意見も出ました。

心より、主にある教会員の皆様の祈りと御協力を感謝申し上げます。
「レプタ1枚(当時の一番低いお金の単位)を献げた婦人をイエス様は、お褒めになりました。
額の多少で無く、多くの主にある教会員の皆様の祈りと尊い捧げものにより、債券のすべてを返済でき、今日の日を迎えました。さあ・大いなる主に感謝を献げつつ、会堂・そして広い駐車場を与えてくださったイエス様に感謝を献げつつ、今日の献堂記念礼拝を主に献げましょう。