それは朝ごとに新しい

2019.10.06 週報 No.2019-41

今週のみことば

主は私の切なる願いを聞かれた。主は私の祈りを受け入れられる。
詩篇6章9節

私の若い頃の証です。
イエス様の十字架の死は私の罪の身代わりだったのですよ。と話されても、一寸待ってください。
20世紀に生きているこの私のために、2千年も前、地球の裏側にいたイエス様が十字架につけられた事と、私と何の関わりがあるのですか???
そんな考えをしていた私に、神様は、ルカの福音23章を読んでいた時心に語りかけてくださった。
「イエス様の十字架の死は、私の罪の身代わりであった。」とはっきりとした十字架の信仰を示してくださった。大きな感謝の涙に溢れた。

しかし、熱し易く覚めやすい私はしばらくして、この十字架信仰から、遠のいていた。
信仰を失った私の生活は暗く.寂しかった。
神様から離れた心は暗い、むなしい、気力も無くなっていた。
そんな時に、ある聖会に誘われた、その聖会で、ある婦人牧師が、エレミヤ哀歌3章22節を開いて話された。説教の内容は覚えていないが、この聖言が私の魂に届いた。
以来60数年この言葉は私から離れない。神のことばの力を、年と共に深く味わっている。

(文語訳)
「我らの今なお滅びざるは、エホバの慈しみにより、
その憐れみの尽きざるによる。これは朝ごとに新たなり」

~~今日の説教詩篇6篇1-10節より~~
今日の詩篇6篇は、ダビデの苦難試練の時の歌である。

1・落ち込んだダビデ心が衰えた時のダビデの祈り。:1-3
苦難の原因は?そこからの悔い改め。

2・どん底からのダビデの祈り、叫び。:4-7
聖書には、人には三つの死が在ると教えている。

1肉体の死…伝道の書12:7、創世記3:20
2霊的な死…エペソ2:18、5:14、コロサイ2:13
3永遠の死黙…21:8、20:6、2:11

そこに涙の源を読みとる神様がおられる。

3・恵みの回復による勝利の叫び:8-10
来世に希望を持たぬ人は、この世ですでに死んでいるような者だ。
とある人は言っている。
「主はわたしの祈りを受け入れられる。」