静まって神を知る(岡部牧師)

2022.1.16 週報 No.2022-3

今週のみことば

神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。
詩篇46章1節

詩篇46篇は「神への信頼」と「勝利の信仰」を歌ったものです。表題にはコラの子たちによるとあります。
コラという人はかつてモーセに反逆した人物で罪のゆえに神の裁きを受けました。ところがあわれみ深い主は、その子供たち、その子孫を主に仕える者、レビ人として用いてくださったのです。

1)神はわれらの避け所

人生には困難や病気などいろいろな問題が起こります。
その出来事はあまりに大きく自分たちの手に負えないことがあります。キリスト者は決して人生の困難から逃げるわけではありませんが、避け所が必要です。
安全な場所、シェルターのように守ってくれる場所です。
目を上げて、いと近き神の御名を叫び求めましょう。
神ご自身が確かな避け所となってくださいます。

2)休息(セラ)

「セラ」とは休止、休息という意味があります。
立ち止まり、振り返り、神の恵みを思いめぐらす「間」が必要です。み言葉をじっくり味わう時であり、次に進む力を得る時でもあります。
日曜日の礼拝は一週間の区切りをつけるのに大切な時で、私たちの魂に安らぎを与えて下さいます。

3)静まって神を知る

10節の「やめよ」という言葉はいろいろな言葉に訳されています。「静まって」「力を捨てよ」など。
いろいろな問題に動揺し、恐れる心、自分の力に頼る生き方を捨てなければなりません。
落ち着いて、万軍の主に信頼しましょう。
「万軍の主はわれらとともにおられる」と勝利の宣言をしましょう。