向こう岸にある希望(岡部牧師)

2022.05.08 週報 No.2022-19

今週のみことば

イエスは弟子たちに「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言われた。
マルコ4章35節

主イエスが弟子たちを連れて、舟で湖の向こう岸へ渡っていくという出来事が記されています。

1. 私たちを励まし導く主イエス
主イエスは、私たちに思いを与えて、そこを目指すようにと示されることがあります。
時には、自分が考えてもいなかったことを示されるということもあります。
新しい事にチャレンジすることは簡単なことではありません。
しかし、私たちの人生の舟には、主イエスが共に乗っていてくださるのです。

2. 人生には荒波がある
弟子たちが舟を漕ぎだしてしばらくすると、突風が吹きおろし、荒波に翻弄され、水が入って来て沈みそうになりました。
私たちの人生においても、荒波に翻弄されるようなことがあります。順調に漕ぎだしても、必ずといっていいほど困難にぶつかります。想定外のことが起こるものです。
自分たちの経験や力ではどうすることもできません。
そんな時、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

3. 人生の荒波に対処する秘訣
①主イエスに助けを求める
これは当たり前のことですが、意外と、自分の力に頼り、それを忘れてしまうことはないでしょうか。共におられる主イエスに目を向けて、助けを求めましょう。
②主イエスが何とかしてくれると信じる
この大変な時に主イエスは、何と眠っておられました。弟子たちの信仰を試してのことであったと思います。
どのような状況に置かれても、主イエスに信頼しましょう。
③荒波の向こうに希望がある
主イエスは「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言われました。
それは、主イエスと一緒に必ず渡れることを意味しています。主イエスは、必ず目的地へ導いてくださると信じて希望を置きましょう。