日光市のキリスト教会 〒321-2344 栃木県日光市猪倉3365-11 0288-26-0732
天が開けて
2017.07.16 週報 No17-29
今週のみことば
こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
使徒7章56節<新改訳>
主にあって礼拝をご一緒できる恵みを感謝します。
病気等のために休まれている方々のためにお祈りください。
教会の屋根を9月に塗装する予定でいます。
天を見上げて生きたステパノ
何を見つつ一生を生きるか?今日は「天を見上げて」生きた最初の殉教者、ステパノについて聖書から学びます。
ステパノと当時の権力者たちとの戦いが始まりました。
彼らは神から遣わされた救い主イエス・キリストを十字架につけて殺してしまったことで、神に逆らう者になってのたどステパノは責めたのです。
するとその言葉を聞いていた人たちは、はらわたが煮えかえる思いで、ステパノに向かって歯ぎしりしました。
いつの時代でも、時の権力者に立ち向かうことは大変なことです。
彼らはステパノの語ることに耳を覆い、大声で叫びながら、いっせいにステパノに殺到し、石で彼を撃ち殺してしまいました。
キリスト教界における最初の殉教者です。
ステパノという名前は「冠」という意味ですが、彼はどういう点で冠であったかというと、こうして殉教者になることによって神の冠となったわけです。
今日の礼拝説教……使徒7章
主イエスを見上げて生きたステパノ:54-56節
人々はステパノの説教を聞いて「はらわたが煮えかえる思い」になった。これは「心をのこぎりで切る」ということだそうです。大きな憎しみの心が沸き上がったようです。
主イエスに自分の霊をゆだねたステパノ:57-59節
敵愾心に燃え立っていた人たちに、ステパノはどうだったでしょうか。彼らとは対照的に、聖霊に満たされていたステパノは天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」と言いました。
人は見るものによって言動が決まり生きざまが決まりますね。
敵のために祈ったステパノ:60節
「主イエスよ。私の霊をお受けください。この罪を彼らに負わせないでください」
残酷な石打の刑にあいながら、み使いのごとく輝いた顔で天を見上げながら祈られたステパノ……
十字架のイエス様を思い起こす状況ですね。
礼拝への招き
主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。
主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。
あなたの御手のわざを捨てないでください。
詩篇138章8節<新改訳>
祝福の祈り
『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>
54 人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりした。
55 しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、
56 こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
57 人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。
58 そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。
59 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」
60 そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。
使徒7章54-60節<新改訳>