パウロの涙

2019.2.10 週報 No.2019-7

今週のみことば

けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
ピリピ3章20節

人は嬉しくて涙をこぼし,悲しくても涙をこぼし、口惜しくても涙をこぼす。
何かに感動して流す涙もあり、人知れず自分だけで他の人には隠れた涙もあります。
長い人生には様々な涙があるようです。
今日の聖書には、偉大な伝道者パウロの涙があります。
それは、しっかりと天国を見つめつつ走ったパウロが、ピリピの教会の一部の人々が、この世の価値だけを見ながら信仰生活をした結果、惨めなクリスチャン生活を過ごしているのを見たからです。
今日は、偉大な聖徒パウロの涙を、学びましょう。

今日の説教ーー ピリピ3章12節-21節

はじめに・・・パウロとピリピの教会。
ピリピ教会の開拓伝道者パウロは、苦労した教会形成に祈りつつ奉仕された。喜びの書簡といわれているピリピへの手紙にパウロの涙があった。

1 私を見習ってほしい :17
模範的に生きたパウロ・はキリストを模範としていた。
その模範を見習うように語っている。
第一コリント11:1
「私がキリストを見ならっているように、あなたがたも私を見ならってください。」
パウロが見習ったイエス様が目標。

2 パウロの涙 :18
十字架に敵対して歩んでいる信徒がいた。
それはパウロの涙の源でした。
それはイエス様も流された涙でした。
キリストの心とその信徒の生涯を見通しての涙。

3 天国民として生きる
けれども、私たちの国籍は天にあります。
明白な救いの確信、永遠のいのちの確信をもって生きる。
信仰生活の終わりをしっかりと見ながら生きる。
いつもクリスチャンとして天国民としてのはっきりした自覚を持って生きる。