近況報告と今日の礼拝

2019.12.08 週報 No.2019-48

今週のみことば

主はわたしに関わる 全ての事を 成し遂げてくださいます。
詩篇138章8節

~~2019年11月17日礼拝~ローマへの手紙9章1節~5節
<今日の礼拝アウトライン>  岡部牧師
9章から11章は、神に選ばれ、祝福を受けた神の民イスラエルであるはずのユダヤ人が、神が遣わされた独り子イエス・キリストを受け入れずに敵対している、その現実をどう受け止めたらよいのか、そのユダヤ人たちはどうなってしまうのか、彼らに与えられた神の救いの約束は取り消されて、神に見捨てられて滅びていくしかないのか、そういうことを扱っています。
1)同胞の救いへの切なる願い 3節
パウロの激しい、叫びにも似た願いは、出エジプト記32章におけるモーセの願いと通じるものです。
私たちはこのパウロのように同胞の救いを祈り願っているでしょうか。「仕方がない」と思っていないでしょうか。「神様にお任せするしかない」と言いますが、本当にお任せするなら、「神様この人を救ってください」という熱心な祈りが伴うはずです。

2)私たちは伝道しているか
パウロが同胞のために深く悲しみ、心の痛みを覚えていたのは、救いのために一生懸命に祈り、伝道していたからです。パウロは伝道において多くの挫折を経験しますが、同胞に対する深い愛があったのです。
伝道は、相手を本当に愛することの中でしかできないのです。

3)神のご計画は無にならず、完成する
神の救いのご計画は、人間の反抗や罪によっても決して挫折することはないのです。むしろそれらを用いて神は万事を益となさるようにしてくださるのです。それゆえに、ユダヤ人の救いの希望をパウロが持ち続けているように、私たちも、同胞たちの、家族や親しい者たちの救いの希望を持ち続け、そのために祈り、伝道していく者でありましょう。