みんな異なり、みんな大切

2020.12.06 週報 No.2020-50

今週のみことば

私は主を待ち望みます。私の魂は、待ち望みます。私は、主のみことばを待ちます。
詩篇30章5節

「いつも喜んでいなさい.絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。」1テサロニケ5章-16-18節
長い人生の中で、初めての異常な夏が終わりました。
猛暑と言われたこの暑さの中で、何処に行っても、老人から子供まで、全員マスクでした。マスクを忘れたら、スーパーにも、どこにも行けずこんな夏は、初めての経験でした。
教会の礼拝も一人残らず、マスク。それが、通常になり、マスクなしは異常?となりました。異常続きの中で(どうして?何で?)という疑問が次々と心に浮かんできました。
このような異常な世の中で、落ち込んだり、悩んだりの毎日がつずきましたが、「すべてのことについて、感謝しなさい」という聖書のことばに、心を刺されました。
でも、ある人が、この聖句をもじって、サタンからの手紙?を書きました。
「サタンから、あなたへの手紙」??
「何時も落ち込んでいなさい。絶えず恨みなさい。
すべてのことについて、不平を言いなさい。」???
何だかこの方がピッタリ?だとお思いの方がいらっしゃるでしょうか?
私は、時々、この言葉がぴったりになってしまっている自分の心を恥じております。
ああ!そうなんだ。人生の様々な出来事の中で、その背後に神様を見失ったら喜びも、祈りも感謝も失うと思いました。

周りの人々への感謝。
長い人生の中で、独りぼっちでは生きていけないでしょう。
人生80年・90年という時代になりました。
その長い人生行路の一日一日を大切にしたいと思います。
結婚するしないにかかわらず、学校の友人、会社の同僚、教会の方、家族等々多くの人々との交わり、助け等を経験しながらお互いに生きて行けることは感謝です。
ある聖会の折、岸義紘先生が私の聖書に「みんな異なり、みんな大切」とサインしてくださいました。
今も、聖書を開くたびに、その言葉が心に響いています。
あなたと同じ人が一人もおりません。環境が違い、性格が違います。そして、あなたも、あなたの周りの方々も大切な存在であることを自覚しながら、
今置かれた場所で、感謝しながら生きて生きましょう。